オール電化工事、暖房熱源転換(ガス暖房/電気暖房)
稲毛区のA様邸のオール電化工事と、エアコンの工事、暖房の工事です。 今回の工事は次の5点になります。
電気温水器が給湯専用で追焚ができないタイプ(水栓から湯船に直接お湯を入れるタイプ)なので、追焚付きエコキュートに取替え
ガス床暖房を電気式床暖房に変更
ガス式エアコンを電気式エアコンに変更
エアコン新設(写真は新設予定箇所)
IHクッキングヒーター取付け
エコキュート工事
電気温水器がフルオートではなく、水栓から湯船にお湯を入れる給湯専用のタイプでしたので、 外壁に給湯給水管を通す穴をあけます。
点検口からバスタブに穴をあけ、循環口(お湯の出る穴)を取り付け、管をつなぎます。
配管と電気の接続をし、リモコンを付け終了です。 エコキュートの工程はエコキュート取付け工事全行程をご参照ください。 追焚ができるようになり、お客様も大満足です。
床暖房熱源転換工事
A様邸では、床暖房とエアコンがともにガスを使う暖房でした。 オール電化に伴い暖房も電気に変更します。
まずガス温水暖房機を撤去します。 床下に通っているお湯が流れるパイプはそのまま使えますので、新たに床工事をすることはありません。
配管を間違えないように注意して(当たり前ですね(笑)、 電気ヒートポンプ式温水床暖房を取り付けます。
ヒートポンプ式温水床暖房は、エコキュートと同じ原理でお湯を作り、そのお湯で床を暖めます。ガス式に比べてランニングコストが1/2程度と大変お得です。工事自体も3〜4時間で終わる工事です。
エアコン熱源転換工事
天井埋め込みになっているエアコンが2台と、和室の壁に入っているビルトインエアコンが1台の、計3台が設置してあり、ガスで暖房していました。
新しいものを取り付けて終了…となれば簡単なんですが、実はこのエアコンが一番時間がかかりました。 3機種ともエアコンから水を流すためのドレイン管の位置が前の機種とまったく違うため、工夫が必要でした。 水は上から下にしか流れないので確実に勾配をとらないと、水漏れにつながります。
特に、天井埋込式の取り付けは、スペースがなく、苦労しているようでした。 後は電気をつなぎ、カバーを取り付け、試運転をしてようやく完成です。
エアコン新設工事
元々エアコンを付ける設備がありませんでしたので、位置を決めホースや電線を外に出す穴をあけます。
ホースや電線を通し、化粧カバーを付け、室外機につなぎます。
室内機を取り付け、コンセントに…いやいやまだコンセントがありません!
オール電化工事には、今まで出てきました設備(配管)の工事の人の他に、もう一人の主役・電気屋さんが必要なんです。
今回電気屋さんは屋根裏に入ったり、
お風呂の点健康の中に体を半分入れたり、
キッチンの床下収納のところから床下に潜ったりして、
脱衣場の配電盤のところからあらゆるところへ電気の配線をしていたのです。
なるべく配線を外に出さずに、壁の中や天井裏、床下を通して室内の美観を損なうことのないよう、人知れず努力をしていたのです。
このエアコン新設場所2ヶ所だけでなく、外のマルチ室外機や、キッチンのIHクッキングヒーターのところ
などへ地味に目立たず確実に仕事をこなしていたのでした。
そして、このエアコン新設工事でもコンセントを新たに配線してもらい、プラグを差して、試運転。 エアコン新設工事が無事終わりました。
IHクッキングヒーター
ガス管の替わりに電気屋さんが200Vのコンセントを取り付けます。
電気工事を除けば、3〜40分の簡単な工事でした。
脱衣所の配電盤も40Aから余裕を持って100Aに変更しました。
すべてを再点検して、2日間のオール電化+熱源転換工事が完成しました。
お客様もけっこう寒がりの方でしたので、電気でお家があったかくなって大満足でした。
ありがとうございました。
オール電化料金レポート
変更前 | 変更後 |
---|---|
電気温水器 | エコキュート |
ガスコンロ | IHクッキングヒーター |
ガス温水床暖房 | 電気式温水床暖房 |
ガス式エアコン | 電気式エアコン3ヶ所 |
エアコン新設2台 | |
ガスストーブ | 使用中 |